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2018.01.01 瀬立モニカ
瀬立モニカ(パラカヌー)×セブンティーン

集英社元旦新聞広告とパラアスリートのコラボレーションが実現 その2

————今回の元旦広告では、「あなたの個性は、みんなの可能性だ。」というテーマのもと瀬立選手をはじめ5名のパラアスリートにご出演いただいています。雑誌セブンティーンのモデルたちと並んだ感想はいかがですか?

 

本当に私でいいのでしょうか?(笑)。今は学業とトレーニングでなかなか雑誌を読む時間がないのですが、モデルの皆さんのお名前は存じあげているのでとても緊張しました。でもこのような形で取り上げていただくのはすごく光栄に思います。

 

————普段はどのようなスケジュールでトレーニングされているのですか?

 

毎朝6時から、まずエルゴというマシンを使ってカヌーを漕ぐための負荷トレーニングを行い、その後夕方まで大学の授業に出席します。そこからまたリハビリやウェイトトレーニングをして、クタクタになって寝る感じですね(笑)。本来カヌーは腕の力と蹴り足の反動を使って漕ぐので上半身と下半身の連動が大切なのですが、上半身しか使えない選手は腕だけで漕ぐために肩甲骨の可動域や肩周りの筋肉がより大切になってきます。フィジカルトレーニングは日々欠かせないですね。また、大学では実際にカヌーを使った練習はできないので、毎週末につくばから東京に戻ってカヌーに乗り、また戻るという日々です。

 

————移動のためのクルマもご自身で運転を?

 

はい!自分で運転して往復しています。広い大学構内の移動にも使いますし、高校卒業後に免許を取ってからはずっとクルマ生活ですね。でも運転している時間がリフレッシュにもなるので、楽しいですよ。

 

————そのようなハードな日常に身を置きながらも続けるカヌーとは、瀬立選手にとってどんな存在なのでしょうか。

 

車いすに乗ってるときは、階段を登れないとか、不便さを感じる場面もあるのですが、水面はフラットなのでどこへでも行けるんです。だからカヌーを漕いでるときというのは私にとって本当に幸せな時間。無心になれるんです。

 

————他競技のパラリンピアンとの交流もあるのでしょうか。

 

走幅跳の高桑早生さんをはじめ、何人かの選手とはリオで知り合って以来仲良くさせていただいています。それぞれの競技の大会事情や練習環境などを情報交換したり、ときには恋バナをしたり(笑)

 

————2016年のリオパラリンピックに出場してみて、感じたことは?

 

超すごかったんです!世界のパラ選手たちって本当にみんな自信満々で、「どう? 今日の俺かっこいい?」みたいなナルシストっぽい人たちも結構いますし、きれいにメイクしたりおしゃれを楽しんでる女子選手も多いです。それだけ自分に自信を持っていいんだなって。車いすに乗る私自身も、障がいを持った人に対する見方や価値観が大きく変わりました。

 

————リオ後、実際にその心境の変化はご自身にどう影響を与えていますか?

 

スカイダイビングをしてみたりバッティングセンターに行ってみたり、リオの前は危ないからやめておこうと思っていたことにも積極的にトライするようになりました。

 

————2020年の東京パラリンピックまで約2年半。そこを見据え、2018年はどのような年にしたいですか?

 

今年は海外に積極的に出ていろんなトレーニングにチャレンジしたいですね。学業と競技の両立はとても大変ですけれど、東京パラリンピックは今までやってきたことの集大成だと思って、腹をくくってがんばりたいです!

 

————最後に、「東京後」のビジョンもお聞かせください。

 

実は東京の後は競技から離れ、大学に戻ってしっかり勉強してパラスポーツの普及活動に貢献したいと思っています。例えば大きな怪我をして病院に行き、歩けなくなると言われ、人生に絶望した人がいたとして、そこから立ち直るためのツールとしてスポーツがあるということをもっとたくさんの人に知ってもらいたいんです。だからリハビリの先生になって、メディカル面からパラスポーツを支えて行きたいというのが私の夢です。今以上に必死で勉強しなければいけないですけれど(笑)。私がそうだったように、スポーツをすることで体が良くなり、パラリンピックにも出られる可能性もあるなんて、最高じゃないですか。

 

PROFILE

せりゅう もにか●1997年生まれ、東京都出身。中学2年から江東区のカヌー部で国体をめざしていたが、高校1年時に体育授業中の転倒が原因で体幹機能障害に。2014年、退院後にパラカヌーを始め、2015年の世界選手権で決勝に進出。2016年リオデジャネイロパラリンピックで8位入賞。筑波大学体育専門学群に所属。

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