「2018車いすバスケットボール世界選手権大会」がついにスタート! 日本代表の活躍ぶりをドイツ・ハンブルクからいち早くレポートします。
シンペーJAPANの試合の合間にもハンブルクを満喫、いや精力的に取材をするチームリアル(笑)。そもそもハンブルクという都市はベルリンに次ぐドイツ第2の都市。さらにはエルベ川とアルスター湖に囲まれ、「水と緑の都」と呼ばれている。そのハンブルクを紹介してくれるのが、シンペーJAPANのWエース。まずはBCハンブルク(ドイツの車いすバスケのチーム)で4シーズン過ごしたシンペーJAPANのエース、香西宏昭選手(現RSVランディル)だ。
「ハンブルクはドイツの人が住みたい街No.1と言われています。中央駅の反対側は治安が悪いところもあるみたいだけど、基本的には安全です。休みの日は当時チームメイトだったレオ君とかとアルスター湖の周りをブラブラしたり、お茶をしたのを思い出しますね」
また今シーズンから、BCハンブルクに戻ってくる藤本選手も「新しい建物と歴史のある建物がいい感じで融合していて、すごく綺麗です。気候もすごしやすいですし。カフェパリスもそうだけど、アルスター湖にあるスタバがお気に入りで、湖面から出てくる噴水を見ながら、ボケーっとコーヒーを飲むのがリラックスタイムですね」と続ける。
そんな2人が揃って口にするのが「今までの世界大会はいつもアウェイみたいなもの。でも今回、僕らはドイツが地元なので、そういい意味でのストレスはない」と言い切る。
シンペーJAPANの予選リーグの快進撃の秘密は、そんなところにも隠されているのだ。
text&photo by チームリアル