連日熱戦が続く「2018車いすバスケットボール世界選手権大会」。日本代表の活躍ぶりをドイツ・ハンブルクからいち早くレポートします!
進化を感じた大会だった。MWCCでも感じたことですが、試合の入りがゆっくりで、後半になるにつれて、だんだん首を絞めるような嫌らしいバスケ。昔は前半良くて、後半になって失速するパターンが多かったように思う。いい時間帯があっても続かなかったり、後半に体力負けをしたり。今では自分たちのペースに引きずり込んで、それで勝つみたいな。やってきたことが実ってきつつあるかなと、たくましく思っています。イタリア戦、トルコ戦は本当に見事な試合運びでしたね。最終戦のブラジル戦は、もう1位通過が決まってたので、やりにくさみたいなものを感じました。会心のゲームをしなければ、やはり強い国には勝てないですね。割り切って次に進んで欲しいし、さっさと切り替えるだけでしょう。目立った選手ですか? うーん、誰がというかチームですね。全員で闘ってるので。誰が出てきても安心して見てられますから。
text&photo by チームリアル