予選リーグも終わり、決勝トーナメントに突入した世界選手権。連日にわたって繰り広げられる世界最高峰の戦いが会場を沸かせている。今回のレポートは大会で輝く世界のスーパープレイヤーを紹介。
Matt SCOTT(3.5/USA)
ドイツリーグのランディルでプレイする香西宏昭のライバルチーム「RSB Thuringia Bulls」に所属し、チームをヨーロッパ王者に導いた主力の一人。大きくて速くて強い、コートでの存在感は圧倒的だ。アメリカ代表として長年活躍し続けるその実力は衰えることを知らない。(写真1枚目)
Gustavo VILLAFANE(1.0/ARG)
今大会で台風の目となっているアルゼンチンの立役者。両足と片腕を切断した障害の重い1.0クラスながら強靭な体幹で、4試合中2試合にフル出場し、合計29得点13アシストをマーク。片腕での巧みなチェアワークとボールハンドリングの上手さで世界を驚かせている。(写真2枚目)
Philip PRATT(3.0/GBR)
昨年のMWCC大会でも大活躍して日本の女性ファンを魅了した、甘いマスクのイギリス紳士。実力は全てにおいて高次元。優勝候補のイギリスをコントロールする若きリーダー。(写真3枚目)
Shaun NORRIS(3.0/AUS)
日本の壁として幾度となく立ちふさがってきたオーストラリア、そのチームの顔とも言える世界的プレイヤー。正確なシュートと素早いカットインで相手ディフェンスを翻弄するマッチョなコアラ。世界選手権3連覇をねらうオーストラリアの中心選手だ。(写真4枚目)
Mustafa KORKMAZ(3.0/NED)
身体のサイズは小さいが、スピードとシュート力は抜群。アグレッシブで陽気なオランダの精神的支柱で、香西宏昭とはBCハンブルクで一緒にプレイしていた。チームリアル内では「オランダのロッキー・ロメロ(新日本プロレスのレスラー)」と呼ばれている。(写真5枚目)
text&photo by チームリアル