「2018車いすバスケットボール世界選手権大会」、男子の3位決定戦、そして決勝戦の模様をお届けします!
準決勝はオーストラリアとイランというアジア・オセアニア地区の同地区対決で銅メダルを争った。イランはエースOmid HADIAZHAR(写真1枚目)を中心に高さとスピードでオーストラリアを迎え撃ち、31-29のイランの2点リードで前半を終えた。オーストラリアはトランジションの早いバスケットボールを後半上手く展開させ、スピードのあるKim ROBINS(写真2枚目)、Tom OONEILL-THORNEで得点を重ねていく。68-57でイランを引き離し、オーストラリアが銅メダルを獲得した。
IWBF主催大会で世界選手権初優勝を目指すイギリスは予選で59-66で敗れている最強のタレント軍団のアメリカに挑んだ。試合序盤からトップギアを入れたイギリス、それを受けるアメリカという図式で試合は展開していくが、アメリカのシュートがことごとくリングに嫌われてしまう。一方のイギリスは60%を超すシュート成功率で確実に決めていき、この試合に出場した6人中5人が2桁得点と全く的を絞らせないオフェンスにアメリカは打開策を見つけられない。そのままズルズルと点差が開いていき、79-62でイギリスが初優勝を決めた。(写真3,4,5枚目)
text&photo by チームリアル