沖縄県大宜味村、人口3,000人の小さな村でのパラリンピアン瀬立モニカ選手の3年間を取材した写真展
当サイト「パラスポ+!」でも活躍中のフォトグラファー越智貴雄さんが、パラカヌーのパラリンピアン瀬立モニカ選手を撮影した写真展「てんねんD&I展 -モニカが村にやって来た- 越智貴雄写真展」が好評開催中だ。
瀬立モニカ選手は、今年、東京2020 パラリンピックに出場し女子カヤックシングル KL1 にて7位入賞。鍛錬を積む合宿地として選んだのが沖縄県大宜味村。人口3,000人という小さな村で行った3年間にわたる村での合宿の様子を、100 日間密着して撮影した記録だ。瀬立さんと地元の人々の交流や変化が丹念な取材によってを描き出される。
10月9日(土)11:30からあべのアルカスにて瀬立モニカ選手とのトークショー&インスタライブ!
10月9日(土)には、瀬立選手と越智さんのトークショーを開催! オンライン中継で沖縄県大宜味村の皆さんも参加する。写真展の作品に触れながら「ダイバーシティー&インクルージョン(D&I)」に迫る。瀬立さんの大宜味村の皆さんの間に自然と生まれていった「D&I」をリアルに体感するチャンスだ。午前11時30分から、12時20分終了予定、あべのハルカス24階の大阪芸術大学スカイキャンパスにて、入場無料で誰でも参加できる。
また、「てんねんD&I展」の公式インスタグラムアカウント@tennen_dandi_tenで、インスタライブ配信もされるから、全国、いや全世界のどこからでも観覧可能だ。
【トークイベント&インスタLIVE】
2021年10月9日(土)
AM11:30〜12:20(予定)
@大阪芸術大学スカイキャンパス(あべのハルカス24階)
パラカヌー 瀬立モニカ選手✖️越智貴雄氏
『てんねんD&I展トークイベント 【パラスポーツが巻き起こす、てんねん物のD&Iってなんだろう?】』
今回の写真展は、越智さんと墨絵イラストレーターの茂本ヒデキチさんによる、パラスポーツ22競技をテーマとした写真と墨絵イラスト作品のコラボレーション展覧会『撮る×描く パラスポーツの世界~支配されない表現者たち~』と同時に開催されているもの。越智さんが撮影し、その写真を元に茂本さんが墨絵イラストを描くというジャンルを超えたコラボレーションで表現される、躍動するアスリートを姿を見てほしい。
【展覧会概要】
撮る×描く パラスポーツの世界~支配されない表現者たち~
(写真家:越智貴雄氏 × 墨絵イラストレーター:茂本ヒデキチ)
てんねんD&I展 -モニカが村にやって来た-越智貴雄写真展
■会期:2021 年 9 月 23 日(木祝)~10 月 24 日(日)
■時間:11:00~19:00(入場は 18:30 まで) 休館日:毎週月曜日・10 月 15 日(金)
■会場:大阪芸術大学スカイキャンパス(あべのハルカス 24 階)
■入場料:無料
■主催:大阪芸術大学
■企画:一般社団法人 カンパラプレス
■協力:一般社団法人 パラスポーツ推進ネットワーク
【プロフィール】
越智貴雄さん
おち・たかお●大阪生まれ。写真家。2000 年からパラスポーツ取材に携わり、競技者としての生き様にフォーカスする視点で撮影・執筆を続けている。2012 年、パラアスリートの競技資金集めのため、セミヌードの「カレンダー」を出版し国内外で話題に。リオデジャネイロ 2016 パラリンピック閉会式でのセレモニーでは、越智貴雄写真集「切断ヴィーナス」が使用された。
瀬立モニカさん
せりゅう・もにか●パラカヌー選手。2021年開催 東京2020パラリンピック開会式ではパラリンピック旗を運ぶ役割を果たした。中学からカヌーを始め、高校 1 年の体育の授業中に怪我をし、車椅子生活に。2014 年にパラカヌーの選手として競技復帰。リオ 2016 パラリンピック8 位入賞、東京 2020 パラリンピック女子カヤックシングル KL1 7位入賞。3 年後のパリ 2024 パラリンピックでのメダル獲得を目指す。
写真/越智貴雄[カンパラプレス]