泉はる&non-noカワイイ選抜がパラスポgirlを応援する今連載。今回は20歳のパラバドミントン選手、里見紗李奈さんの素顔に迫ります! 競技の魅力を知るため、そして難しさを体験するため、泉はるとカワイイ選抜No.41の細野ゆうかさんが車いすに乗ってパラバドミントンに初挑戦。里見さんの華麗なテクニックを目の当たりにしました!
【パラバドミントンって?】
車いすと立位があり、障害の程度で6つのクラスに分けられる。両方の下肢および体幹機能に障害がある里見さんのWH1クラスは、背もたれのない競技用車いすを使用する。ルールやネットの高さは通常のバドミントンと同じ。車いすのWH1、WH2、下肢障がいのSL3 はシングルスを半面で戦う。
はる 里見さんはパラバドミントンを始めてまだ1年半なんですよね。
里見 はい。全然ほやほや。最初は二人と同じ状態だったので「分かる~!」って思って見てました(笑)。
細野 中学時代にバドミントンをやっていたから上達も早かった?
里見 当時は全然強くなくて、ふわふわやってただけだったんです。
はる それなのにパラパドでは初出場の国際大会でダブルス準優勝、’18年の日本国際ではシングルス・ダブルスで優勝、って本当にスゴイ!!
里見 最初は趣味程度だったんですけど、強化指定選手に「パラリンピック目指せるよ」と言われてから本気で挑戦するようになりました。
細野 練習はどのくらいの頻度で?
里見 週4回ですね。課題はチェアワーク。相手のショットにいかに追いつけるかを日々練習してます。
はる 今の目標は?
里見 まずは東京パラリンピックに出られる選手になること。そして出場できたら、一番いい色のメダルを取りたいなって思ってます!
はる 活躍が楽しみ! 最後に何か聞きたいことってありますか?
里見 えっ……。なんでそんなに顔が小さいんですか?
はる えー(照)。お風呂上がりにマッサージしたり、寝る前に水分をとらないようにしたりしてるかな。
里見 やっぱり努力してるんだ! インスタを見て「可愛い♡」って思ってたので、会えてうれしいです。
はる こちらこそ! 応援してます。
(後編に続く)
【プロフィール】
里見紗李奈さん
さとみ・さりな●1998年生まれ。クラスはWH1。交通事故に遭い、リハビリの一環としてパラバドミントンを体験。2017年5月から本格的に始める。
【ノンノwebサイト】
撮影/三山エリ ヘア&メイク/大島清子(Lila) スタイリスト/前田涼子 取材・文/松山梢