東京・新豊洲に10月10日(土)オープンした新スポーツパーク「TOKYO SPORT PLAYGROUND SPORT × ART(トーキョー スポーツ プレイグラウンド サポーテッド バイ スポーツ バイ アート)」にて10月13日(火)、オープニングイベントが開催された。
このスポーツパークはナイキがデザインを手がけ、各所に名作スニーカーに着想を得たグラフィックが落とし込まれている。1周280mのランニングコース、バスケットボールコート、スケートボードプラザなど6つのエリアで構成され、さまざまなスポーツや遊びを楽しむことができる。大人から子どもまで、またスポーツの経験やスキル、障がいの有無に関係なく楽しめる、インクルーシブでバリアフリーなデザインが目玉だ。
オープニングイベントのメインはゆりやんレトリィバアがゆりやんスクワットと名付けた女子集団と、さまざまなスポーツにチャレンジすること。この模様は、NHK『あさイチ』のレポーターとしておなじみ、副島淳のMCでインスタグラムでライブ配信された。
“ワッフル トレーナー スクエア”での準備運動を終えた後は、“エスビー ダンク スケートプラザ”でスケートボードを体験。「舞台ではよくスベッていますが(笑)、スケートボードで滑るのは人生初」とゆりやん。女子スケーター選手の指導で、デッキの各部名称から教わり、しっかりライドすることもできた。
パーク内では並行してスケートボード、3×3のバスケットボールのライブ配信イベントも。スケートボードプラザにはオリンピック候補の呼び声も高い池田大亮選手をはじめ、競技スケートボード&ストリートで活躍する注目選手が終結。紅白チームに分かれて熱い戦いを繰り広げた。難度の高いトリックの応酬で、ギャラリーを釘付けに。
“エア レイド コート”の3×3イベントは、10分のピリオド内に先に21点以上を取ったチームが勝利というルールを採用。アーク外からのシュートも多数放たれ、どの試合も接戦に。車いすバスケのチームも参加して、バリアフリーの魅力を伝えた。どちらのイベントも話術たくみなMCが実況中継を行い、大いに沸いた。
最後、ゆりやんたちは東京オリンピックの女子陸上5000m、10000m参加標準記録を突破している新谷仁美選手を迎えてのランニング。トラックの途中から豊洲の街へ飛び出して1.5kmを走った後、再びグラウンドに。マラソンレースのような気分を味わい、最後はギャラリーに手を振りながらゴール!
新谷選手は「普段は走っていて楽しいと思うことはないのですが、きょうは本当に楽しかった。とても大事なことを再確認できました!」と笑顔のコメント。
クロージングではゆりやんが伝家の宝刀、泣き顔で涙を見せ、盛り上げた。イベントのレポート中、MCの副島は高校時代のバスケ仲間に遭遇。「プチ同窓会気分を味わいました! スポーツって本当にスゴイ!」とコメント。ラストは「スポーツ最高!」と全員の拍手で幕を閉じた。
「TOKYO SPORT PLAYGROUND SPORT × ART(トーキョー スポーツ プレイグラウンド サポーテッド バイ スポーツ バイ アート)」の概要をお伝えすると、バスケットコートとスケートプラザの間には、車いすでも登れるゆるやかな高台”エア マックス テラス”があり、パーク内を一望することができる。このテラスはグレーとイエローの曲線を見てわかるように、エア マックス 95からインスピーレーションを得たグラフィック。
それぞれのエリアには着想源となるスニーカーの解説プレートが設置され、ナイキの歴史を知ることもできる。ダンスやヨガが楽しめる“ワッフル トレーナー スクエア”、ボルダリングをイメージした立体ジャングルジムが設置されている“エーシージー アドベンチャー”など、日本で人気の6モデルがピックアップされている。
パークを囲む280mの“コルテッツ トラック”には、スニーカーのソールなどにも使用されているリサイクル素材、ナイキ グラインドを使用。弾力性を備えたトラックに仕上がっている。このパークはサステナブルの視点から、各所にリサイクル素材を採用するほか、自動販売機は置かず、ウォーターサーバーを設置してマイボトルの持参を呼びかける。
子どもやユース層に、スポーツをもっと身近に感じて、日常的に楽しんでほしいというナイキの願いから、入場は無料。NIKEアプリをダウンロードしてメンバー登録すれば、事前予約して安心安全に利用できる。2021年9月20日(月・祝)までの限定オープン。
TOKYO SPORT PLAYGROUND SPORT × ART
住所:東京都江東区豊洲6-4-1
営業時間:平日15:00~21:00(最終受付20:00)、土日祝10:00~21:00(最終受付20:00)
※利用にはナイキアプリからの事前予約が必要。イベントなどにより営業時間の変更も。
【TOKYO SPORT PLAYGROUND SPORT × ART】
Photos:Yumi Yamasaki Text:Hisami Kotakemori