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2022.03.30 陸上競技 前川楓 佐藤圭太 山本篤
オール陸上競技フレンドリー記録会

「オール陸上競技フレンドリー記録会」が初開催! 障がいの有無も年齢も問わず、ともに競い合う

画期的な陸上競技大会が3月21日、東京・駒沢陸上競技場で開催された。障がいの有無や年齢、競技経験などにかかわらず、一緒に競い合う、その名も「オール陸上競技フレンドリー記録会」だ。

 

健常者も、さまざまな障がいの人たちも、ともに競う

写真:陸上競技場のトラックを走る多種多様なランナーたち。義足の選手とともに、足に障害のない選手たちも、ともに競い合っている

 

車いすや義足の人、目や耳の不自由な人、体のまひや知的な障がいなど、何らかの障がいのある180人を含む302人が短距離走や走り幅跳び、リレーに参加した。大会後には競技用車いすなどの体験会やかけっこ教室なども行われた。

 

写真:競技用車いすに乗る子どもと、それを支え見守る車いすの大人

 

この新しい大会の趣旨は、東京パラリンピックを機に共生社会の認知が広がりつつあるなかで、多様多彩な人が一緒に競技場に集い、競技を楽しむことで、互いを理解し認め合うこと。日本知的障がい者陸上競技連盟と東京陸上競技協会が主催し、日本パラ陸上競技連盟と日本デフ陸上競技協会が共催し、初めて開催された。

 

パラリンピックなどは障がいの内容や程度に応じた「クラス」ごとに分かれて競うが、「オール陸上」では健常者も、さまざまな障がいの人たちも、基本的に「持ちタイム」で組み分けされて競う。中・高校生の隣に、義足のランナーがいたり、伴走者と走る視覚障がいランナーがいたり、「まぜこぜ」が魅力だ。

 

また、多様な人が競い合えるよう、それぞれのニーズにも配慮されている。聴覚障がいのある人には手話通訳士がサポートしたり、号砲の代わりに光でスタートを知らせる「光刺激スタートシステム(スタートランプ)」を導入。また、伴走者と走る視覚障がいランナーには2レーンが割り当てられた。

 

パラリンピアンたちが語る大会の魅力

男子公認走り幅跳びに出場したパラリンピックメダリストで大腿義足の山本篤(新日本住設)は「オール陸上」について、「すごくいい。小学生から大人まで一緒に競技をするのはお互いに刺激になる。子どもたちにとって、『義足の人と一緒に大会に出た』という経験が、『普通にいる』という感覚につながったらいい」と期待を寄せた。

 

写真:走り幅跳びをする義足の選手。4~5m付近の空中を飛んでいる姿

 

ひざ下義足のパラリンピアン、佐藤圭太(トヨタ自動車)は男子非公認60mと健常者の選手と組み4x100mリレーに出場した。「義足の選手だろうが、陸上は陸上。走れば疲れるし、求めるものが1秒や1㎝(という記録)であることも同じ。だから、一人の陸上選手として見てくれる。そんなチームの一員として走れて楽しかった」と話した。

 

女子公認走り幅跳びに出場した大腿義足のパラリンピアン、前川楓(新日本住設)は知的障がいのある選手や健常の学生などと一緒に競った。上位8人が跳べる4回目以降には進めず、13人中10位に終わったが、「いつもは一緒にできない人と競うのはすごくおもしろかった。ベスト(8位内)に残れないところは困るが、世界のレベルで戦うのと同じ状況でできたのは刺激につながる」と前向きに話した。

 

ダウン症や聴覚障がいのアスリートも参加。先進的な大会へ今後も寄せる期待

この日は、国連が制定した「世界ダウン症デー」でもあり、26人のダウン症の人がかけっこ教室などを中心に参加した。パラリンピックでは現在、知的障がいクラスが実施されているが、近年、ダウン症の人のスポーツ機会を広げる目的で、知的障がいとダウン症、さらに知的障がいのない自閉症スペクトラムなどのクラス分けを導入した大会も徐々に増えている。日本でも昨年10月に初めて、「2021全国ダウン症アスリート陸上競技記録会」が宮崎市で開かれ、約30人が参加した。

 

写真:ダウン症の子供たちと笠井信輔アナウンサー

 

宮崎市の大会で初めて陸上大会に挑戦した15歳の矢下博久さん(上の写真左) は2回目の大会となったこの日は両親と姉と組んだ「チーム矢下」で男女混合非公認の4x100mリレーやスペシャルリレーなどに出場した。「楽しかったか」という報道陣の問いに、笑顔でうなずいた。母の純子さんは、「家族皆で参加できるのは貴重な経験。(ダウン症の人が)参加できる大会は少ない。個人的にいろいろなスポーツはしてきたが、大会に出たら本人ももっと楽しく活動できると思う」と話した。

 

最終種目の4×100mスペシャルリレーには大会協賛企業や運営チームなど8チームが参加した。圧倒的なスピードで熱戦を制したのは、5月にブラジルで開催予定の聴覚障がいアスリートの祭典、デフリンピックの日本代表チームだ。本戦での活躍も大いに期待される。

 

また、日本パラ陸連の増田明美会長やゲストの川内優輝選手(あいおいニッセイ同和損保)もスペシャルチームのメンバーとしてバトンをつないだ。マラソンなど長距離種目を専門とする川内選手は、「短距離のリレーは15年ぶりくらい。これも『オール陸上』の魅力」と笑顔を見せ、「(マラソンなど)ロードレースでは障がいのある人も一緒に走る大会はあるが、トラックの大会は先進的な取り組みではないか。東京だけでなく、もっと多くの地域に広がれば」と話した。

 

大会実行委員長で、日本知的障がい者陸連の奥松美恵子理事長は、「障害があるとかないとかが、気にならない大会だったかと思う。こういうことがあたりまえの社会が早く来るといい。ダウン症の子が26人も来てくれて先が楽しみ。先天的な障がいや聴覚障がいの子も多かった。子どもたちへの普及は最終的には競技強化にもつながる」と、ようやく実現した斬新な大会への手ごたえを語った。

 

なお、より競技性の高い「オール陸上競技チャレンジ記録会」が、3月26日(投てき)、27日(トラック・跳躍)に開催された。

 

 

 

写真/吉村もと・ 文/星野恭子

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