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2019.08.30 OUR PASSION 車いすバスケットボール PR
藤本怜央(車いすバスケットボール)

#14「高みをめざす志や、視野を広く持つ意義をプレーで示したい」
車いすバスケットボール 藤本怜央選手

2004年のアテネ大会から4大会連続で世界の大舞台を経験し、近年は所属する宮城MAXのみならずドイツ・ブンデスリーガへのチャレンジも続けている藤本怜央選手。もうすぐ36歳とキャリアはベテランの域に達しているが、外国人選手に負けないパワフルなプレーと高いシュート精度は衰えるどころか今なお進化の途中だ。選手としての強烈なパーソナリティとリーダーシップでチームを牽引する車いすバスケ日本代表の大黒柱に、今のリアルな思いを聞いた!

 

 

── 9月からは5シーズン目となるドイツ・ブンデスリーガでの戦いがスタートしますが、今季のチャレンジに対するご自身の中でのテーマとは?

 

やはり来年の大舞台へ向けた自身の強化という点が大きいですね。日本にいてチーム作りの中心にいることも大事なのですが、僕の性格上、自分よりも大きな相手、速い相手と常に向き合いながら、その緊張感を生活の中で常に肌で感じながら課題を見つけていきたいという思いが強いので。もちろんその間、代表合宿などを離れることに不安はありますが、それよりも僕自身がさらに上手くなって日本に帰ってくることがチームの力になると信じていますので。

 

── ドイツには毎シーズン単身で行かれているのですか?

 

昨シーズンからは妻も一緒に行くようになりました。滞在しているハンブルクは日本の食材も結構揃っているので非常に住みやすい街ではありますが、1人で行っていた頃はコンディショニングやリカバリーに気を使うのがなかなか大変でした。でも妻が栄養士の資格を取ってくれたことで、食事面などは全て彼女に任せて僕自身はよりバスケに集中できるようになったんですよ。

 

── ドイツでのプレーに加えて宮城MAXでの活動、さらに日本代表と、もう1年中バスケ漬けの生活だと思いますが、それぞれのチームにおいてプレーのあり方などをどのように切り替えているのですか?

 

そもそも何パターンものプレースタイルを持ち合わせていませんし、純粋に僕が上手くなればなるほどどのチームのレベルも高められると思っていますので。ハンブルクだからこう、宮城MAXだからこう、代表だからここを意識しようとかっていう考えはなくて、常に“藤本怜央のプレースタイル”のクオリティアップというものを心がけているつもりです。

 

── ドイツでプレーする中で、この先日本の車いすバスケや他のパラスポーツにフィードバックしたいなと思えるような気づきや学びはありますか?

 

ドイツでは毎週末にリーグ戦が行われるので車いすバスケそのものの認知度が高いんです。日本におけるプロ野球やJリーグとまではいきませんが、人々が娯楽として観に行く環境がしっかり整っているので、車いすバスケが特別なものではなく生活の身近に存在していることを実感しますね。日本でもここ数年は車いすバスケの注目度が非常に高まってはいますが、いざ「観に行ってみたい」と思っても、いつ、どこで、どんな試合があるのかという情報がまだまだ少ないですし、大会と大会の間隔も空いていますので観戦するためにはかなり意識的にリサーチをしなくてはいけませんから。

 

── そのあたりは来年の大舞台をきっかけに大きく変わる可能性を秘めているのではないでしょうか。

 

はい。そこはもう、我々の試合結果もかなり関係してくると思っています。僕らが世界を相手に勝つところを肌で感じてもらえれば興味を持つ人が飛躍的に増えると思いますし、一気に車いすバスケの裾野も広がっていくはず。だから将来のパラスポーツ発展のためにも僕ら日本代表選手というのは責任を持ってプレーする自覚を持たなくてはなりません。さらに言うと、男子の車いすバスケチームに関しては「東京で金メダルを獲る」ことをリオが終わった瞬間から目標に掲げてやってきましたから、そこに向けて日常生活から意識を高く持って取り組んでいくというスタンスはすべての選手の間で共有できているはずです。

©SportsPressJP/アフロ

 

── 2016年リオ大会以降、現在までの3年間というのは若い力もたくさん台頭しましたね。

 

そうですね。日本代表の最年少が18か19歳くらいですから。自分とひとまわり以上離れた若い選手たちとこうして一緒にプレーできるとは思っていませんでしたけれど(笑)、それだけ自分が長く第一線でやれているということなのでそこはありがたいことですね。チームとしては、リオである程度の結果が出たもののさらに上をめざすためにはモデルチェンジが必要だったところに、U-23世代の強化が進んだことと、そこから早い段階で選手をピックアップできたのは非常に大きかったかなとは思います。車いすバスケ日本代表が掲げる「育成と強化」という明確な2本柱が功を奏している実感は僕たち選手も持っています。

 

── 来年の大舞台は藤本さんにとってキャリアの集大成となるのでしょうか。それとも、さらに4年後も見据えていますか?

 

どうでしょうね。年齢的にも最後の大舞台になるくらいの覚悟を決めているのは確かですが、そこは結果次第というか、メダルを獲れるかどうかに掛かっていると思います。そこに到達した時に「もう4年間もこんな努力したくない」って思ったら終わるでしょうし、まだ心の中にちょっとでも炎が燃えていたら「もう1回狙おうかな」という気持ちになることも考えられます。でもこればかりはその時になってみないとわかりません(笑)。それよりも僕が大事にしているのは、「東京で頑張る」ために今をどう過ごしているか。リオ以降の4年間で、描いている成長イメージを現実としっかりマッチングさせることができればおのずと結果はついてくるはずですし、自分の中で集大成と言えるくらいのパフォーマンスで終わることができると思うんです。

 

── ここから本大会に向けての1年、車いすバスケ日本代表はどのようなプロセスで強化が進められていくのでしょうか。

 

すでに本大会の出場枠は得ていますが、まず11月にタイのパタヤで開催される、アジア・オセアニア地区予選というのが貴重な真剣勝負の場になります。その大会でどのような結果を残せるかが本大会を見据えて非常に重要なポイントと言いますか、特にオーストラリアは常にメダルに絡んでくる強豪チームでもあるのでしっかり勝っておきたい。その地区予選を優勝してアジア・オセアニア王者として東京に向かう、というのは至上命題だと捉えています。その後は、毎月行われている代表合宿を経て12月に来年度の強化指定選手の選考会があり、1月からは本大会を想定した強豪との強化試合が一気に増えていくのではないかと考えています。

 

── 車いすバスケに限らず、近年日本のバスケシーンは飛躍的にレベルが向上している印象がありますし、以前に比べて注目度もぐっと高まっています。そんな中で、世界に向けて「日本のバスケ」の実力を示すために必要なこととは?

 

注目度で言うと八村塁選手のNBA入りというのはとても大きいですよね。彼の登場によって日本のバスケシーンへの注目度は一気に高まりましたから。今、世界中が「日本はどういうバスケをするのか」という点に世界中が興味を持っているのではないでしょうか。また実力的にも、数年前に国内リーグのプロ化によって選手個々のスキルやタレント性が高まり、日本代表としてプレーする自覚や責任も増してきた中で、スピードを生かした連携プレーで体格に勝る海外の選手を翻弄できるようになってきている印象はありますし、堂々とそれを武器にして戦おうという選手が増えてきましたね。あとはアウトサイドからのシュート力の向上。当然僕らもかなり練習していますが、やはり3ポイントシュートを軸に組み立てるバスケも世界と渡り合う上では必須ですから。そのようにスピードとアウトサイドのシュート力というのは、スタンディングのバスケでも車いすバスケでも日本代表の生命線になってくると思います。

 

── 藤本さんは、長い間、車いすバスケのトップ選手として活躍されていますが、これまで培ってこられた経験を今後どのように伝えていきたいですか?

 

「メダルが欲しい」、「結果を出したい」と強く思える選手を増やすことがそのスポーツの競技力向上に繋がりますので、そういった部分を示したいですね。僕が培ってきたのはあくまでバスケというチームスポーツにおいての考えではありますが、常日頃から高みをめざして活動していく志みたいなものはすべてのスポーツに共通して必要だと思いますので、一競技人として、明確な目標を持ったり、視野を広げてチャンスを探ることの意義を伝えられたらと思います。

 

 

PROFILE

ふじもと れお●サントリー チャレンジド・アスリート奨励金 第2〜5期対象
サントリーオフィシャルパートナーチーム「宮城MAX」所属
車いすバスケットボール日本代表候補
1983年9月22日生まれ、静岡県島田市出身。小学3年時に交通事故で右脚を切断。義足でバスケットボールをプレーした中学・高校時代を経て、大学進学と同時に宮城MAXに加入して車いすバスケットボールを始める。以来、宮城MAXの日本選手権11連覇に貢献しながら、2004年アテネから2016年リオデジャネイロまで4大会連続で世界の大舞台にも出場するなど実績十分。2015年からはドイツ・ブンデスリーガの「BGハンブルク」でも毎シーズンプレー。ポジションはセンター。

 

 

SUNTORY CHALLENGED SPORTS PROJECT
サントリー チャレンジド・スポーツ プロジェクト
www.suntory.co.jp/culture-sports/challengedsports/

 

Photos:Go Tanabe Composition&Text:Kai Tokuhara

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